
どうも、わまるです。
9月も終わりになるので運用報告。
毎年4月に、運用資産100万円を「4%ルール」に従って取り崩していく本シリーズ。
2025年4月に第1回取り崩し&リバランスを実施した。
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【4%ルール】第1回 4%ルールに基づく取り崩しをしてみた【資産運用】 | わまるのブログ
どうも、わまるです。4月になったので、「4%ルール実験」の記念すべき第1回取り崩しを行いたいと思います。 毎年4月に、運用資産100万円を「4%ルール」に従って取り崩…
4月に取り崩した後は、978,075円。
5か月後はいくらになったか。
目次
資産推移(3月〜10月)
| 月 | 総資産額 | オルカン | 債券インデックス | ドル円 |
|---|---|---|---|---|
| 3月 | 1,000,000 | 700,000 | 300,000 | 149.31 |
| 4月 | 978,075 | 684,652 | 293,423 | 145.66 |
| 5月 | 944,731 | 656,425 | 288,306 | 145.29 |
| 6月 | 998,715 | 707,881 | 290,834 | 144.63 |
| 7月 | 1,041,876 | 745,041 | 296,835 | 144.48 |
| 8月 | 1,085,361 | 783,405 | 301,956 | 147.34 |
| 9月 | 1,115,627 | 809,428 | 306,199 | 148.80 |
| 10月 | 1,181,700 | 864,337 | 317,363 | 154.09 |


- 先月比(9→10月):+66,073円(+5.9%)
- 開始比(3→10月):+181,700円(+18.2%)
今月、運用資産は1,181,700となっている。
先月比+66,073円。(5月は1,115,627円)
これはつまり、5000万円投資していたら、一ヶ月で300万円増えていたってこと。
ヒェッ、、(逆も然り)




今月の資産額
- 総資産:1,181,700円
- オルカン:864,337円(先月比 +54,909円/+6.8%)
- 債券インデックス:317,363円(先月比 +11,164円/+3.6%)
- ドル円:148.80 → 154.09(+3.55%円安)
寄与分析(9月→10月)
- 株式(オルカン部分)
- 前月比:+6.8%
- 寄与:約+4.8pp
- 世界株は米国市場を中心に好調。さらに円安が評価額を押し上げ、株式部分が全体の伸びを強く牽引。
- 債券(先進国債券インデックス)
- 前月比:+3.6%
- 寄与:約+1.1pp
- 債券価格自体の上昇は限定的だが、円安によって円換算ベースではプラス寄与。
- 為替(ドル円)
- 148.80 → 154.09(+3.55%円安)
- 株式・債券ともに外貨建てのため、全体の約+1.3ppは為替要因による押し上げと推定。
- 合計リターン:+5.9%(株式の実力と円安効果の“ダブル追い風)
為替(ドル円)


考察
- 短期(今月)
- 株式と為替がそろって上昇したことで、2025年4月以降で最大の月次リターンを記録。オルカン部分の上昇に加え、円安進行(約+3.5%)が評価額を大きく押し上げた。
- 中期(夏以降の流れ)
- 6月から5か月連続で資産増加。円安が継続する中で、株式・債券のいずれもプラスを維持しており、ポートフォリオ全体として安定した右肩上がりを示している。4%ルール下でも「取り崩しながら増えている」状態が続いている。
- 長期(今後の見通し)
- 現在の為替水準(154円台)は円安メリットのピーク付近と考えられ、ここから円高に転じれば逆風リスクもある。一方で、株式と債券の分散効果が崩れていないため、年1回のリバランスによって高くなった資産を売り、安くなった資産を買う動きが再び活かせる可能性がある。
まとめ
- 総資産:1,181,700円(+5.9%)
- 寄与:株式 +4.8pp/債券 +1.1pp/為替 +1.3pp(概算)
- 評価:株式の実力+円安の相乗効果。5か月連続の資産増加で、4%ルールは現時点でも十分に機能。
- 補記:開始から7か月で+18%超。取り崩しを行いながらも資産を増やせており、理論上の4%ルールをリアルワールドで実証中。
今月は、株式市場の強さと為替の動きが完全にシンクロした月だった。オルカン部分の上昇はもちろん、債券も円安による評価益を享受。積立を行っていないにもかかわらず、4%ルール下で資産が順調に伸びており、「現実世界での検証」としても興味深い結果が続いている。今後、円高局面やリスク資産の調整期に入った際に、債券の防御力とリバランス効果がどれほど発揮されるかが、次の注目点となる。









